by 管理者
「プロスポーツにおけるファン獲得と地域密着のためのマーケティングリサーチ」
<京田辺校地開講科目>
科目担当者:加藤 ひでなお 先生
科目代表者:二宮 浩彰 先生(スポーツ健康科学部)
サッカー女子W杯でのなでしこジャパンの活躍に続き、女子プロスポーツへの関心が高まっています。また、今や、地域サポーターの応援は、チームにとっても地域にとってもスポーツ文化を支える欠かせない要素です。学生リーダー、スポーツ健康科学部2年次生・堀翔太さんからの活動報告です。
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こんにちは。私はプロジェクト科目「プロスポーツにおけるファン獲得と地域密着のため
のマーケティングリサーチ」のリーダーの堀と申します。
僕たちは地域密着によるファン獲得を目指しております。それは過去二年間で蓄積されたマーケティングリサーチを参考にしたり、またSAの方々が感じたその時の経験などを生かしたりして行っています。
春学期は基本的にディベートによる授業を中心に行い、どこの地域を対象にどういったファンをターゲットにするのかということを検討し合いました。その結果、”アクティブシア”をターゲットに、そして女子プロ野球チームの京都アストドリームスとの協力によってこのプロジェクト科目を進めていこうということになりました。
といっても今唐突にアクティブシニアといったところで100%理解出来ている人はあまりいないと思うので、そのことについて説明していきます。
アクティブシニアとは、経済的に余裕があって、かつ社会的に貢献したいという意思の強い団塊の世代を中心とした人たちのことである。近年この世代が経済を動かす担い手であると考えている人もいるほどで、脚光を浴びています。
世界でも有数の高齢社会である日本は今後も高齢者の増加が見込まれているのは皆さんも知っているかと思います。こういった社会の中でスポーツが高齢者に対してできることを考えていくことにしました。また、日本が兼ねてから野球という文化が根強くあったので高齢者の多くは野球と深く関わりを持って生きてきたことや、女性による野球という未だかつてない路線を行くアストドリームスにとても強い魅力を感じたこともあり、こういった方向性になったのだと思われます。
方向性が決まったところでアストドリームスの代表である西田大介社長をゲストスピーカーとしてお招きして貴重なお話をしていただきました。写真はその時の様子です。この時間の中で女子プロ野球の現状などを詳しく説明していただきました。また、百聞は一見に如かずということわざがあるように、”僕たち”で何か感じることがあるのかもしれないということに行きついて、観客として、そして試合スタッフとしての立場からアストドリームスを感じることも行いました。特にゲストスピーカーによるお話や試合スタッフといった経験はこれからプロジェクトを進めていく上で非常に貴重なものになっていくのだろう思います。
私たちの科目は通年の授業であり、秋学期以降にプロジェクトを敢行する予定でこれからはそれに向けて全力を尽くすつもりです。プロジェクト科目の中にこういったジャンルのものがあるのだということを伝えるとともに、これからも応援のほどよろしくお願いいたします。
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