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2011年7月の記事

市民公開型教職員協同講習会が開催されました

by 管理者

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2011年7月22日(金)16:45~18:15、同志社大学今出川校地クラーク館チャペルにおいて、PBL推進支援センター主催「市民公開型教職員協同講習会」が開催されました。
2011年度はプロジェクト科目受講生を対象に、3つのテーマ「リーダーシップ」「チームビルディング」「著作権」に絞りこんで、全3回に亘って学んでいきます。

第1回目はコミュニカ有限会社代表取締役である山元賢治氏を迎え、「プロジェクトにおけるリーダーシップ」をテーマにご講演いただきました。平等ではなく公平であること、変わらないものと変えていくものを見極めるなど、随所にキーワードを盛り込んだ山元氏のテンポのよい話ぶりに、会場の受講生たちはたちまち惹き込まれました。本学学生を中心とした約50名の参加者からは、講演の後も、現在リーダーとして悩む学生の質問が続き、プロジェクトのメンバーが時間を作らないことに悩むなら、目的意識の設定をし、リーダー一人で抱え込まずメンバーにその憤りを伝えること等々、どの質問にも的確なアドバイスをご教示いただきました。

今後の開催テーマ、日時については、PBL推進支援センターホームページにてご案内します。プロジェクト科目受講生以外の学生、一般の方も歓迎です。是非ご参加ください。

http://www.doshisha.ac.jp/academics/institute/ppsc/index.php


2011年度春学期学生懇談会、SA/TA懇談会が開催されました

by 管理者

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2011/7/13 
春学期SA・TA懇談会
■2011年度春学期プロジェクト科目学生懇談会
 2011年7月6日(水)12:15~13:15 有終館第一会議室

■2011年度春学期プロジェクト科目SA/TA懇談会
 2011年7月13日(水)12:15~13:15 有終館第一会議室


本年度の学生懇談会、SA/TA懇談会が開催されました。山田和人プロジェクト科目検討部会部会長の司会で、恒例となった「1分間プロジェクト紹介」を皮切りに、昼食をとりながら、ざっくばらんな意見交換が行われました。「プロジェクト活動を行う中で、リーダーシップはどうとっていけばよいか」「SA/TAとしてどのように科目と関わっていったらよいのか」など、各科目を代表して出席されたメンバー、SA/TAならではの共通する悩みや工夫について活発なやりとりが行われ、昼休み1時間を有効に使った情報交換の機会になりました。

京田辺校地、今出川校地のプロジェクト科目受講生が顔を合わせる催しは、学生懇談会、プロジェクト・リテラシー講習会、市民公開型教職員協同講習会(学生参加可)などがありますが、何といっても春学期末、秋学期末の成果報告会が一番大きなイベントです。SA/TA懇談会では、成果報告会に向けて年間プロジェクトの運び方など経験者ならではの意見も出ていました。他科目の意見を聴くことで、自分のプロジェクトの状況が客観的にわかることもあります。懇談会で話し合ったことは、今後のプロジェクト活動や学生生活にも反映されることと期待します。


「子供の成長に良い玩具」から(活動報告No.13)

by 管理者

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「子供の成長に良い玩具の考察と企画」
<京田辺校地開講科目>
科目担当者:渡辺 公貴 先生(株式会社 タカラトミー)
科目代表者:片山 傳生 先生(生命医科学部)

小さい頃、お気に入りのおもちゃで夢中になって遊んだ記憶はありませんか。プロジェクトメンバーは、今、おもちゃの持つちからと可能性に正面から取組み始めています。生命医科学部4年次生・石田 渉さんからの活動報告です。

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初めまして、PJ科目「子供の成長に良い玩具の考察と企画」受講生の石田です。

 このプロジェクト科目のテーマである「子供の成長に良い玩具」についてです
が…現代社会では玩具は子供の成長に大きく関与すると考えられているにも関わ
らず、未だに明確な基準は存在しません。
なので、マーケティングの概論や具体的な玩具企画の手法といった基礎知識を学
ぶ事から始まり、春学期を通して「今ある玩具はどういったものか」「子供の成
長に良いとは何か」の考察・調査を行いました。
その調査の一環として、東京トイショーのにて企業向け見本市・一般向けトイシ
ョーの見学および、「子供の成長を考える上で子供の笑顔は大変重要である」と
いう考えの上での子供の遊び調査を兼ねた「子供に笑顔を届けるボランティア活
動」を行い、その活動は福島民報でも報じられました。
結果として子供だけでなく、玩具を手にする大人達の笑顔も見ることもでき、と
ても実りのある調査だったと思います。

秋学期では春学期で学んだ知識・これらの考察・調査結果を踏まえ、具体的な企
画立案を進めていく予定です。


「平成の京街道」発表会開催!

by 管理者

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寒梅館1階 アトリウム パネル展示会場
いま、京街道へ!

本日(2011年7月13日)、15:00~(4講時)、16:45~(5講時)の2回、「平成の京街道をゆく」のメンバーが発表会を開催しています。場所は寒梅館地下一階会議室Aです。

同じく寒梅館1階正面を入ったアトリウムでは、京阪電鉄沿線の「伏見・淀・八幡」の歴史、見どころなどの情報がパネル展示されています。実際に足を運んで見つけたもの、気がついた事など、メンバー目線の京街道の魅力も、アトリウム空間内のモニターでご覧いただけます。こちらは今月15日までです。発表会には行けなかった。。。という方、是非、寒梅館アトリウムへお越しください。歴史を感じる京街道の旅が再発見できるはずです。


「私はイベントプロデューサー!」から(活動報告No.12)

by 管理者

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「私はイベントプロデューサー!」<今出川校地開講科目>
科目担当者:青柳 良明 先生(国民文化祭京都府実行委員会事務局)
科目代表者:伊達 立晶 先生(文学部)

音楽、美術、演劇、舞踊、文芸に加え、伝統文化、食文化、お正月やひな祭りなどの生活文化など、私たちは日頃、様々な文化の中で暮らしています。「国民文化祭」は「文化」や「人」が集まる「日本最大の文化祭典」です。昭和61年から始まった「国民文化祭」の歴史の中で、近畿2府4県では23年ぶりの関西からの開催です。すでに2011年4月1日(金)から8ヶ月間に亘る協賛事業のイベントが開催中です。政策学部2年次生・辰巳夏名さんから活動報告が寄せられました。

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はじめまして

「私はイベントプロデューサー」で活動しています辰巳です。

私たちのプロジェクト科目は10月29日~11月6日に行われる「国民文化祭・京都2011イベント」をプロデュースしようというプロジェクトです。それにあたり私たちはイベントをさまざまなところで行おうと考え、今それにむけて企画を練り実現に向けて活動しています。今までの活動を簡単に振り返ると下記のようになります。

4月イベントの雰囲気を知るために、200日前イベントにお手伝い・視察として参加しました。
5月上旬には懇親会を開き仲間同士の繋がりを強めました。プロジェクトを進めるにあたって繋がりを深めることは大切だと考えたからです。
実際プロジェクトを進めるにあたり、まず個々人のやりたいことを企画書におこし、それぞれの考えを共有しました。そこで、その企画で力を貸していただきたい地域の方や企業の方のもとを訪問し、アドバイスをいただきました。そのことで得た知識をもとにもう一度企画を現実味のあるものとするために練り直し・・・というように試行錯誤しました。
場所を決めるためにも実際に伏見や四条・祇園・新京極・烏丸御池とさまざまな土地をみんなで見て歩き、強み・弱み・機会・脅威をあげました。悩みに悩んだ結果、最近やっと行き先が見えてきました。

先が見えずみんなで悩んだ期間もありますが、それはみんなイベントのことを一生懸命考えているからです。長期のプロジェクトになるため、モチベーションを維持することが難しいと考えた私たちはそれぞれの意見が必ず入ったイベントにしようとしています。
講義後もほぼ毎週ミーティングを行い学生だけで講義内では議論できなかったことやこれからのことについて話し合っています。議論しやすくするために机を円形にし、みんな思い思いの意見を言う。これがプロジェクトに大切なことだと思います。

これからもたくさん悩むことがあると思いますが、イベントに向けてみんなで力を合わせてやっていきたいと思います。終了時には「私はイベントプロデューサー!」とみんなで言えればいいと思います。 イベントについては詳細がわかり次第宣伝すると思うのでよろしくお願いします。


「京の筏を復活させよう!」から(活動報告No.11)

by 管理者

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「京の筏を復活させよう!~保津川筏復活プロジェクト~」
<今出川校地開講科目>
科目担当者:早田 和仙 先生(NPO法人 プロジェクト保津川)
科目代表者:風間 規男 先生(政策学部)

商学部4年次生・田中沙知さんからの活動報告です。保津川の筏流しは、1300年前の平安京造営の時代から、丹波山地の木材を京都に運ぶために行われていたそうです。筏流し復活に向けて、環境問題を基盤に様々な角度から検討を重ねながら日々活動中です。

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こんにちは。

プロジェクト科目、「京の筏(いかだ)を復活させよう」です。

 「いかだって何?」と思われるかたがたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

私たちは、平安時代から始まり、数十年前まで続いていた京の筏を復活させるために、筏流し事業化について考えています。当時は川上から川下への物資輸送(主に木材ですが)の手段として行われていた筏くだりを、現代では観光などで行うことができないかと思っています。

現在までに資料館、船頭さん、河川管理業者、税理士、マーケッターなどの方々からのお話を伺い、筏を流すために現在どのような問題があり、今後どうしていくのかといったことを考えてきました。現在事業計画書を作成中です。

また、実際に筏が流される川に赴き、船でくだることで、筏の場合にはどのような問題があるのかも見てきました。この川を筏でくだれるのか、と船に乗りながら不安になる一方、筏に乗れたらスリルと冒険が楽しめるだろうな、とわくわくしました!

このように私たちは実際に川に関わる人たちから話を聞き、実際の姿見て知ることを大切にし、活動しています。

今後は事業計画書を突き詰めていくことや、筏を流すことのリスクについて考えていくつもりです。地元、嵐山の人々にアンケート調査などをし、例えば筏を観光化させるのであれば地域にどのような問題があるのか、などを考えていきたいと思っています!

今度、9月10日(土)に京都の嵐山で実際に筏流しのイベントがあります。私たちもスタッフとして参加します。筏に乗る体験はなかなかできないことですので、ぜひご参加ください!お待ちしております。


「プロスポーツにおけるファン獲得」から(活動報告No.10)

by 管理者

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「プロスポーツにおけるファン獲得と地域密着のためのマーケティングリサーチ」
<京田辺校地開講科目>
科目担当者:加藤 ひでなお 先生
科目代表者:二宮 浩彰 先生(スポーツ健康科学部)

サッカー女子W杯でのなでしこジャパンの活躍に続き、女子プロスポーツへの関心が高まっています。また、今や、地域サポーターの応援は、チームにとっても地域にとってもスポーツ文化を支える欠かせない要素です。学生リーダー、スポーツ健康科学部2年次生・堀翔太さんからの活動報告です。

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こんにちは。私はプロジェクト科目「プロスポーツにおけるファン獲得と地域密着のため
のマーケティングリサーチ」のリーダーの堀と申します。

僕たちは地域密着によるファン獲得を目指しております。それは過去二年間で蓄積されたマーケティングリサーチを参考にしたり、またSAの方々が感じたその時の経験などを生かしたりして行っています。

春学期は基本的にディベートによる授業を中心に行い、どこの地域を対象にどういったファンをターゲットにするのかということを検討し合いました。その結果、”アクティブシア”をターゲットに、そして女子プロ野球チームの京都アストドリームスとの協力によってこのプロジェクト科目を進めていこうということになりました。

といっても今唐突にアクティブシニアといったところで100%理解出来ている人はあまりいないと思うので、そのことについて説明していきます。

アクティブシニアとは、経済的に余裕があって、かつ社会的に貢献したいという意思の強い団塊の世代を中心とした人たちのことである。近年この世代が経済を動かす担い手であると考えている人もいるほどで、脚光を浴びています。

世界でも有数の高齢社会である日本は今後も高齢者の増加が見込まれているのは皆さんも知っているかと思います。こういった社会の中でスポーツが高齢者に対してできることを考えていくことにしました。また、日本が兼ねてから野球という文化が根強くあったので高齢者の多くは野球と深く関わりを持って生きてきたことや、女性による野球という未だかつてない路線を行くアストドリームスにとても強い魅力を感じたこともあり、こういった方向性になったのだと思われます。

方向性が決まったところでアストドリームスの代表である西田大介社長をゲストスピーカーとしてお招きして貴重なお話をしていただきました。写真はその時の様子です。この時間の中で女子プロ野球の現状などを詳しく説明していただきました。また、百聞は一見に如かずということわざがあるように、”僕たち”で何か感じることがあるのかもしれないということに行きついて、観客として、そして試合スタッフとしての立場からアストドリームスを感じることも行いました。特にゲストスピーカーによるお話や試合スタッフといった経験はこれからプロジェクトを進めていく上で非常に貴重なものになっていくのだろう思います。

私たちの科目は通年の授業であり、秋学期以降にプロジェクトを敢行する予定でこれからはそれに向けて全力を尽くすつもりです。プロジェクト科目の中にこういったジャンルのものがあるのだということを伝えるとともに、これからも応援のほどよろしくお願いいたします。


「平成の京街道をゆく」から(活動報告No.9)

by 管理者

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「平成の京街道をゆく~京阪沿線の魅力を発見・発掘・発信しよう!」
<今出川校地開講科目>
科目担当者:高橋 正浩 先生
科目代表者:馬原 潤二 先生(法学部)

神学部3年次生・安永智子さんから発表会の告知です。科目担当の高橋先生からも活動写真を頂きましたので、併せて掲載します。
試験、レポート、報告会などで各プロジェクトのメンバーとも忙しい毎日を送っていると思います。寒梅館アトリウムに足を運んで、京阪沿線の景色でほっとひと息ついてみては?夏休みの計画が少し変わるかもしれません。

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京街道について、私たちが春学期に発見した魅力を
みなさまに発信すべく、発表会を行います。
春学期にフィールドワークを行った、伏見・淀・八幡を中心に
歴史や名所を盛り込んだ魅力満載の発表会です。
新たな発見ができること間違いなしです。
皆さんのご来場お待ちしております。

日時:7月13日 4、5講時(発表会は2回行います)
会場:寒梅館 地下会議室A

発表会に伴い、寒梅館1階アトリウムに京街道についての
手作りパネルを展示しております。
7月15日まで展示しておりますので、一度見に来てください。
お待ちしております。


「京都土産から学ぶ」から(活動報告No.8)

by 管理者

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「京都土産から学ぶ商品企画」 <今出川校地開講科目>
科目担当者:酒井 宏彰 先生
科目代表者:石川 健次郎 先生(商学部)

7月の京都は祇園祭を迎え、鉾町からは涼しげなお囃子の音が聞こえてきます。葵祭り、祇園祭、時代祭とともに市内各地の神社仏閣の行事と出会うことも京都観光の魅力です。また、京文化を凝縮させたような京菓子の美しさも必見、いえ、是非お土産に味わってください。学生リーダー、社会学部3年次生・佐藤菜美さんからの報告です。

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私たちは19名で活動しています。マーケティングを学びながら、4つのグループに分かれてそれぞれの班で新しい京都土産の商品開発を進めています。
 
 最初に各班で市場調査を行い、実際に京都土産について見聞きするところからこのプロジェクトは始まりました。それをもとに、どんなターゲット層でコンセプトはどうするのかなどを決め、2回の試作時期を経て、現在に至ります。初期段階から考えたモノ(お菓子)が試作として形になった時のドキドキ感は忘れられません!
 
 春学期だけのプロジェクトなので時間もそう多くあるわけではなく、授業時間外で集まることもしばしばですが、その分だけ班のメンバーと仲良くなれたり、議論を深めたりすることが出来ていると感じています。また、考えが息詰まった時にはおたべの社員さんやSAさんのアドバイスを聞いて、新しい視点を見出せた場面も多くありました。
 
 二週間後にはおたべ本社で最終プレゼンをすることになっています。その結果によっては、実際にお店で商品として売り出される可能性も大いにあるので、各班、気合いを入れて最終調整をしているところです。
 全国のお土産を取り寄せていただいて試食会をしたり、実際に商品企画の案を会社のほうに提出してお菓子を作っていただいたりと、普通ではできないような体験を多くさせていただきました。
 
 24日の成果報告会では、各班の考案した商品について詳しく紹介したいと思いますので、是非ブースにお越しください★お待ちしています!


「同志社のリベラルアーツ」から(活動報告No.7)

by 管理者

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「同志社のリベラルアーツとスポーツマンシップ」 
<京田辺校地開講科目>
科目担当者:平瀬 紘一 先生
科目代表者:横山 勝彦 先生(スポーツ健康科学部)

学生リーダーの商学部4年次生・小林美峰さんから活動報告です。「スポーツ」と「神学」というつながりも、同志社大学ならではの取組みといえるでしょう。スポーツマンのためのプログラム作成など、アウトプットに向けて活動中です。

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初めまして、こんにちは。
「同志社のリベラルアーツとスポーツマンシップ」の小林です。

私たちのプロジェクトは、スポーツマンシップや同志社のリベラルアーツとは何であるかを考え直すところからはじめました。
プロジェクトメンバーは全員スポーツ経験者です。スポーツをする中で「スポーツマンップ」を耳にする機会は多いです。しかし、改めて何かと聞かれるとハッキリ答えることができる人はいませんでした。そもそもスポーツ指導者から教えられたことがなかったことに気がつきました。
近年スポーツマンにおける暴力事件や大麻事件、飲酒などの事件が多発しています。それはスポーツマンが持つべきであるスポーツマンシップが欠如しているからではないかと考えました。
トップアスリートの方やスポーツ指導者、神学部の教授をゲストスピーカーにお招きし、スポーツ界の現状や教育現場で実際にスポーツマンシップを教えているかなどお話をお聞きしました。その上で私たちなりのスポーツマンシップの定義を導き出し、スポーツマンシップの必要性やスポーツマンにスポーツマンシップ浸透させるプログラムを考えています。

現在、報告会に向けて具体的なスポーツマンにスポーツマンシップを浸透させるプログラムをメンバーの経験やゲストスピーカーのお話、アンケート調査の結果などから作成しています。


「ものづくり・人づくり」から(活動報告No.6)

by 管理者

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「ものづくり・人づくり」 <京田辺校地開講科目>
科目担当者:中村 成男 先生
科目代表者:藤井 透 先生(理工学部)

2010年度まで「F1を作ろう!」のテーマでお馴染みの科目です。試行錯誤と意見のぶつかり合いを重ねながら車両を完成させた時、その車両が無事にコースを完走した時は、プロジェクトチームの人数分、感動も倍増だったのではないでしょうか。「関西走行会」にむけて、さらに中身の濃い活動が続きます。
理工学部2年次生・松岡 秀樹さんからの寄稿です。

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はじめまして
「ものづくり・人づくり」プロジェクトの松岡です。
このプロジェクトの目的は、ものづくりを通して
それぞれの心をつくる「人づくり」をすることです。

そして、そのものづくりとは車を作ることです。
9月にある学生フォーミュラの大会へ向けて
フォーミュラカーを製作しています。
秋から設計を始め、春休みに製作を開始しました。
6月に入りやっと自立することが出来たので、
エンジンをかけて走らせることに成功しました。
6月下旬には大阪大学で車検がありましたが
大きな問題が見つからず安心しました。
7月下旬には関西周辺の大学が集まる「関西試走会」が行わるので
それまでに車を最適な状態へ仕上げて行こうと思います。

毎日、遅くまで製作をして辛いと思うこともあります。
失敗や作り直しなどでうんざりもします。
ですが、自分達が作った部品で車が動くのを見るのは
感動的で大きな達成感を得ることが出来ます。

昨年度の車両は、ローム館に展示していますので
興味のある方は是非見に来て下さい。
上位入賞を目指してこれからも努力していくので
応援を宜しくお願いします!


「花で人をつなぐ!」から(活動報告No.5)

by 管理者

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「花で人をつなぐ!
~介護、支援の場で新たな取組みを考える~」
<今出川校地開講科目>
科目担当者:浜崎 英子 先生
科目代表者:余語 真夫 先生、神山 貴弥 先生(心理学部)

文学部4年次生・水道博美さんからは6月23日(木)の授業で行われたフィールドワークの報告です。毎年櫻の開花時期にニュースに映る吉野の美しい山々は、沢山の方々の長い年月をかけてのご苦労や、思いがあっての事だと知りました。

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吉野に行って
 
 PJ科目「花で人をつなぐ」を受講いている水道です。
 
 2011年6月23日、世界遺産の一つ、奈良県の吉野へ、PJ科目受講生三人を含め講師の方々等7人で行ってきました。目的は、主に2つありました。吉野の桜の母樹の種をプロジェクト活動で利用させていただくため取りにいかせていただくこと、吉野山保勝会の方に吉野の桜に関する話を聞かせていただくこと、でした。
 
 梅雨の時期にも関わらず幸い晴天となり、吉野に向かうにつれ、車窓から見える景色は、一つ一つが新鮮で、見るものすべてに心を奪われるほど緑豊かな土地でした。その思いは、吉野に到着してからも同じでした。初めに、普段は入ることのできないという場所に、吉野山保勝会の方が案内してくださり、そこに植わっている一本の大きな桜の母樹から落ちた種を拾いました。想像以上の桜の樹の大きさに圧倒されたことはもちろん、よく見てみると、地面に植わっている草や花、土の隙間等あたり一面に種が落ちていることに驚きました。私たちは、地面に埋め込まれているように落ちている種、草と草のちょっとした隙間に落ちている種を探し出すことに夢中になってしまうほどでした。また、それ以外にもたくさんの植物やそこで一生懸命暮らしている虫を見て、普段大学にいる時には目にしないものを見て感動し、皆思いに浸りました。2か所目に案内していただいたところは、吉野山の中千本といわれる場所で、母樹の種や母樹ではない桜の種を拾いました。今回拾った種を植えて、育てることで、人と人をつなぐ経験ができればと思います。
 
 また、吉野山保勝会の話によると、吉野山には、桜が多く、シロヤマザクラを中心に200種類以上3万本の樹が植わっているが、その中でも、先にガクが咲く、ヤマザクラが桜の種を取るのに適しているということでした。サクランボの種はとても小さく、地面にたくさん落ちていますが、桜の樹を育てるのは大変です。毎年、2月に植えて、5月に芽が出るのがベストで、それ以外の時期に植えても、5月にしか芽がでないそうです。種を拾ってからの種の保存方法、育て方の話を聞いていると、吉野の桜を育てる人の苦労をしみじみと感じました。一番驚いたことが、50haもの広範囲に存在する桜の樹を実際に世話しているのがご高齢の男性二人のみということでした。今のところ、後継者はいないそうですが、一見何の苦労もなく毎年美しい桜が咲いているように見える裏には、多くの苦労が存在していることを知り、私たちにできることがあれば行動に移していきたいと感じた瞬間でした。また、吉野という観光地は毎年桜の咲く時期1か月半に観光客が来て、それ以外の時期は少なく、その為にその繁忙期に稼いでいるということでした。吉野に住む人々にとって桜は、なくてはならない存在だと思いました。しかし、今回吉野を訪れて、桜が咲く時期以外にも吉野には、見どころが多くあり、もっと人々に広まればという思いが強くなりました。 

今回の経験は、PJ科目受講生皆が参加することはできませんでしたが、自然の雄大さに触れ、感性を高める、そして桜という花を通して多くの人がつながりあっていることを知る、という点でとても良い経験だったと思います。ぜひ、この経験を生かして、今後のプロジェクトにつなげ、それと同時に人をつなぐ経験ができればと思います。


「花で人をつなぐ!」から(活動報告No.4)

by 管理者

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「花で人をつなぐ!
~介護、支援の場で新たな取組みを考える~」
<今出川校地開講科目>
科目担当者:浜崎 英子 先生
科目代表者:余語 真夫 先生、神山 貴弥 先生(心理学部)

活動報告No3に続き法学部3年次生・三木聡子さんからは、2011年6月5日(日)に今出川キャンバス寧静館5階会議室で開催されたシンポジウム「花でHeal the world! ~花や植物、自然が与える子どもへの影響~」の報告です。

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シンポジウムについて

6月5日、本校、同志社大学で「花でHeal the world!」と題して、シンポジウムが開催されました。教育現場や遊び場など、子供を取り巻く環境は昔と比べて、大きく変化しました。現代の子供たちは、残念ながら自然に触れる機会が以前と比べると、格段に減っているのかもしれません。しかし、自然や植物、花そのものは子供たちに、人とのつながり、自然の豊かさに触れる、生きているものの大切さなど多くのことを気づかせてくれます。子供に対して、花や植物がどのような影響を与えるのかについて、3名の講師の先生を招き、講演をして頂きました。

福祉の現場から考え、児童養護施設で暮らす子供たちの自立に向けての取り組みや、“一本の樹プロジェクト”という自然環境を通した人と人とのネットワークについての講演があったほか、ランドスケープデザインという観点から人が自然とどう付き合うか、五感を使った人間本来の姿など様々な分野についての講演がありました。講演をしてくださった3名の講師の先生方に、壇上でそれぞれ順番に花を生けていただき、皆でひとつの生け花の作品を作りあげるという体験をされました。講演のあとには3名の講師の先生に加えて、前京都市会議員の加地ひろしさん、同志社大学心理学部教授の神山貴弥先生、フラワーサイコロジー研究所所長の浜崎英子先生の計6名でパネルディスカッションを行いました。前京都市会議員の加地さんは京都という土地が持つ独特の寺院、仏閣についてお話してくださったほか、会場からの質疑応答もあり、講師の先生方と会場にいらっしゃった方が一体となってシンポジウムが進行されました。

また、シンポジウムと平行して、隣の部屋ではプロジェクト科目の学生が主体となって、子供と花のワークショップを開催しました。御所に花や植物を拾いに行き、拾った植物を使って、子供たちがそれぞれ思い思いの作品を作りました。集まった子供は年齢も幅広かったのですが、花を使って作品を作っていくうちに、互いに打ち解け、花が子供たちをつないだようでした。シンポジウム終了後には会場に来てくださった方々にも、子供たちが作った作品を見て頂き、それぞれの作品の魅力を子供だけでなく、多くの方々と共有しました。

今回はシンポジウムの開催スタッフとして、サポートにまわった私達ですが、本当に多くのことを学びました。自分たちの準備不足を実感するとともに、イベントの運営、実行の難しさを改めて感じました。今回のシンポジウムは今後、自分たちでイベントを開催していく際の参考となる貴重な機会であったと同時に、多くの人と私たちクラスのメンバーが出会い、その方たちと花を通して、つながることができた機会でした。

三木聡子


「花で人をつなぐ!」から(活動報告No.3)

by 管理者

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「花で人をつなぐ!
~介護、支援の場で新たな取組みを考える~」
<今出川校地開講科目>
科目担当者:浜崎 英子 先生
科目代表者:余語 真夫 先生、神山 貴弥 先生(心理学部)

「花で人をつなぐ!」のメンバーから次々と記事が寄稿されました。昨年の「花で生きる」のメンバーには6/4の大学間合同成果報告会に出席していただいた同じ時期に、シンポジウム(6/5)でのイベント開催やフィールドワーク(6/23)を企画するなど、積極的な取り組みがなされました。メンバー5人のフットワークのよさが伺えます。まずは、文学部4年次生・福田 梨紗さんからの記事です。

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こんにちは!
「花で人をつなぐ」の福田です。

今回は私達が3歳~小学校中学年の子供達に行ったイベントについてお話します。子供いけばな体験教室と称されたそのイベントは、昨年の「花で生きる力を高める」クラスの皆さんが開発された「花トレ」を少しアレンジした企画でした。子供達に自然と触れ合ってもらうだけではなく、花を通じてのコミュニケーションを体験することも目標としていました。まず、ほとんどが初対面の子供達に、当日扱うお花の説明を行いました。触ったり、匂いをかいだり、五感をフル活用してお花を感じてもらいました。その後、グループごとに京都の御所に移動し、落ちている葉っぱやお花、まつぼっくりなどを拾ってもらいました。ここで自然に存在する草花を拾ってきてもらうことにも意味があります。切り売りされた美しいお花だけでなく、枯れていたり、泥がついている草花を通じて、自然の多様性を感じてもらいたかったのです。子供たちの共同制作により完成されたその作品は、独創的で大人には考え付かない作品ばかりでした。葉っぱでお面を作ったり、セロテープで草木をつなげたり…。常識に縛られない子供たちの作品を前にして、いかに私たちが限定された価値観に影響されていることに気づきました。

今回のイベントを通して、昨年、同じ花をテーマに取り組まれたプロジェクト活動の成果物である「花トレ」を実際に実施する側となり、体験することで、それを開発された意味やそのプログラムへの深い理解ができたように感じます。
今回は子供たちに対する初めてのイベントであり、運営面でも沢山の反省点も生まれましたが、貴重な現場の体験をすることができました。ぜひ、今後の活動に生かしていきたいと思っています。





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