by 管理者
2009年度教育GPシンポジウム
『未来を切り拓くPBL―「教育」の壁を越えて―』
13:30~17:45(明徳館21番教室)
2010年2月20日(土)今出川キャンパス明徳館21番教室にて同志社大学PBL推進支援センター主催の文部科学省「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」に係るシンポジウムを開催しました。
PBL推進支援センター設置後初めてのシンポジウムとなった今回は、基調講演、事例報告、シンポジウムの3部で構成されています。第1部では門川大作京都市長をお迎えし、「京都市から見た地域連携教育の可能性」のテーマで基調講演をいただき、第2部は、大阪桐蔭中学校・高等学校で実践されているPBL(Project-Based Learning)型授業「プロジェクトワーク」で経験されたことを、同校中学3年生、高校3年生のふたりの生徒さんが報告されました。本学からは2009年度プロジェクト科目で小学校と連携して実践された事例について、受け入れ側の小学校の先生からと受講生側の両方から1例ずつ、併せて3件の事例報告が行われました。
第3部では、2009年度プロジェクト科目の中から特に京都をテーマにした科目受講生が企画し、学生パネルディスカッション「京都の文化を考える」が開催されました。続く全体シンポジウムに先立ち、PBL推進支援センター外部評価委員の東京電機大学情報環境学部中村尚五教授より、本シンポジウムのメインテーマである“「教育」の壁を越えて”をテーマとしたご講演を頂き、さらに第2部の事例報告者も交えて全体シンポジウムが行われました。
本日のシンポジウムでは、各部において、教員や学生などの異なる立場からPBL実施や評価における課題などについての活発な議論が展開されました。
今年も、学外からは、大学の教職員のみならず小学校・中学校・高等学校まで幅広い教育機関関係者、学生や市民の方にも多数ご参加いただきました。120名を超える会場は、「教育」の壁を越える熱気に溢れました。
PBL推進支援センターでは、2010年度も春学期と秋学期の2回のシンポジウムを開催する予定です。ホームページ等でご案内いたしますので、来年度もたくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。
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