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「京都の織物文化活性化計画!」(活動報告No.16)

by 管理者

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プロジェクト科目「京都の織物文化活性化計画!~織物の伝統技術について考えよう~」
「It’s a NISHIKI world.~錦、光の世界~」
2011.12.5~9 寒梅館・アトリウム(京都市上京区)
2011.12.13~15新風館(京都市中京区)


「若者に錦の魅力を伝えよう」のコンセプトの下、プロジェクト科目「京都の織物文化活性化計画!」では大学施設と、京都市中京区の複合施設において、2回のイベントを実施しました。

両イベントとも、伝統織物である錦ができあがるまでの複数の工程にスポットをあて、各工房を訪れて職人さん自身に取材を行い、現場の写真と、作業で使われる実物の道具を展示する事で錦の魅力を広く伝える企画です。一つ一つの作業工程がパネルで展示され、実際に職人さんが使用されている道具や織物素材を、来場者が手にとって見る工夫もされ、受講生が授業で学んだこと、職人さんへの取材から得た現場の声を伝える機会になりました。

寒梅館の展示では、会場入り口に展示された錦織物の作品の美しさに惹かれて、来場する学生も多いようでした。
新風館では夜になると照明を落とし来場者がペンライトを当て錦を楽しみます。糸に織り込まれた箔が光り、明るい中見る錦とはまた違った雰囲気が味わえます。
会場では受講生たちが作製した「2012錦カレンダー」が配付されましたが、これも受講生たちが考えた「錦を身近において欲しい」という気持ちのひとつです。

興味があってもなかなか一歩踏み込めないのが「織物」なのかもしれません。来場された方々には、そういった気持ちをこのイベントがきっかけで少しでも身近に感じてもらえたのではないでしょうか。受講生たちから「錦をもっと知ってほしい」と感じる事ができるイベントとなりました。


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