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「京の筏を復活させよう!」から(活動報告No.11)

by 管理者

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「京の筏を復活させよう!~保津川筏復活プロジェクト~」
<今出川校地開講科目>
科目担当者:早田 和仙 先生(NPO法人 プロジェクト保津川)
科目代表者:風間 規男 先生(政策学部)

商学部4年次生・田中沙知さんからの活動報告です。保津川の筏流しは、1300年前の平安京造営の時代から、丹波山地の木材を京都に運ぶために行われていたそうです。筏流し復活に向けて、環境問題を基盤に様々な角度から検討を重ねながら日々活動中です。

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こんにちは。

プロジェクト科目、「京の筏(いかだ)を復活させよう」です。

 「いかだって何?」と思われるかたがたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

私たちは、平安時代から始まり、数十年前まで続いていた京の筏を復活させるために、筏流し事業化について考えています。当時は川上から川下への物資輸送(主に木材ですが)の手段として行われていた筏くだりを、現代では観光などで行うことができないかと思っています。

現在までに資料館、船頭さん、河川管理業者、税理士、マーケッターなどの方々からのお話を伺い、筏を流すために現在どのような問題があり、今後どうしていくのかといったことを考えてきました。現在事業計画書を作成中です。

また、実際に筏が流される川に赴き、船でくだることで、筏の場合にはどのような問題があるのかも見てきました。この川を筏でくだれるのか、と船に乗りながら不安になる一方、筏に乗れたらスリルと冒険が楽しめるだろうな、とわくわくしました!

このように私たちは実際に川に関わる人たちから話を聞き、実際の姿見て知ることを大切にし、活動しています。

今後は事業計画書を突き詰めていくことや、筏を流すことのリスクについて考えていくつもりです。地元、嵐山の人々にアンケート調査などをし、例えば筏を観光化させるのであれば地域にどのような問題があるのか、などを考えていきたいと思っています!

今度、9月10日(土)に京都の嵐山で実際に筏流しのイベントがあります。私たちもスタッフとして参加します。筏に乗る体験はなかなかできないことですので、ぜひご参加ください!お待ちしております。


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