「出会いを楽しめる空間づくり」からのお知らせ(活動報告No.3)
by 管理者
「出会いを楽しめる空間づくり~遊空間のプロデユース~」
<今出川校地開講科目>
科目担当者:上野 康治 先生(NPO法人遊プロジェクト京都)
科目代表者:金田 重郎 先生(理工学部)
メンバーの棚澤基史さん(法学部3回生)からの活動報告です。開講早々の6月にイベントの企画するなかで、メンバーひとり一人が他者と出会うことを積み重ねてきました。各メンバーの成果報告会に対する積極的な姿勢も印象に残ります。
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私たちのプロジェクトは、「遊び」を通じた人々の「出会い」の空間づくりをモットーに活動しています。
そのなか、プロジェクトの第一弾として「自分とひととの垣根を越えた交流の場づくり」をテーマに、6月に新風館にてイベントを開催しました。そのイベントにおいて私たちは、2種類のゲームを企画実施しました。
1つ目は、「第一印象」を素材としたビンゴゲーム(CO-MEET)です。これは、自分が思う、人から見た自分の「第一印象」を予想して、ビンゴ形式にし、どれだけその予想が当たったかを競うゲームです。このゲームの面白いところは、たとえば『自分は「子供っぽい」って人から見られていると思っていたけど、実は「大人っぽい」って見られてた』とか、『初対面なのに、「ギターを弾いてそう」とギターを弾いていることをあてられた』というように、「第一印象」を通して、自分が思っていたものとは真逆の印象を相手が持っていたり、「到底想像もつかないだろう」と思っていた自分の趣味などを意外と赤裸々にあてられた、という体験でした。
2つ目は、「自分のあだ名の書いてある名刺」を持っている人を探すゲーム(苺二重)です。このゲームでは、名刺はランダムにちりばめられているので、だれがその名刺を持っているかわかりません。ですので、その名刺が見つかるまでいろんな人に自己紹介しなければなりません。もちろん、自分にとって親しみやすいと感じる人から、そうではなく感じる人まで様々です。このゲームで一番印象に残ったことは、自分が苦手かもと思っていた人も、一度話をしてみると、意外と気があったり、普通に喋れたりして、今まで自分が先入観で不必要に壁を作っていただけだということに気づけたことでした。
最後になりますが、私は、2010年7月25日に開催されたポスターセッションにおいて本プロジェクトの代表として発表しました。自らが率先して手を挙げて、たくさんの人の前で話をすること自体、昔の自分であれば絶対にやってないことと思います。こうした自分の変化(成長)を、今後の活動(11月開催のメインイベントと8月から放送されるラジオシリーズ)につなげてプロジェクトを有意義なものにしていきたいと考えています。
同志社大学法学部3回生
棚澤基史
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