プロジェクト名 |
夜間中学を社会に発信しよう!夜間中学を知っていますか? |
科目担当者 |
次田 哲治 |
科目代表者 |
社会学部 浅野 健一 |
|
|
|
|
学生さんへ |
昨年度に引き続き開講されるこの講座は全国8都府県に35校しかない「夜間中学」(公立中学校夜間学級)の学びの一端に触れることから始まります。夜間中学で学んでいるのは、学齢期に義務教育を受けられなかった日本人以外に在日コリアン、障がい者、中国「残留」日本人孤児など年齢も母国も様々な人たちです。夜間中学は折に触れドキュメンタリー番組や新聞記事として紹介されますが、内容も画一的になりがちで、また夜間中学を必要とする人たちは読み書きが出来ないため、決して十分とはいえません。
学生の皆さんにはまず、学外講師を含めた講義で夜間中学の歴史や実態について学んでもらい、私の勤務する春日夜間中学(奈良市立春日中学校夜間学級)を訪問してもらいます。夜間中学への訪問や夜間中学生との交流で感じたことを率直に出し合い、そのことをどのように社会に向けて発信するのかを話し合ったり、今までの発信媒体(映画、ビデオ、新聞、書籍)を見たり読んだりして分析します。発信方法を大まかに決めて秋学期に入ります。
秋学期には取材計画を立て、それに基づいて夜間中学や夜間中学生にアプローチします。若い学生の皆さんならではの感性や方法で夜間中学を社会に発信することに期待します。皆さんが学んできた「学校」と夜間中学は同じなのか違うのか?
教職やマスメディアへの就職を目指す学生の皆さんには是非とも受講していただきたい科目です。なお夜間や休日に春日を含め複数の夜間中学や関連行事に足を運びます。外部講師も多数招聘します。殆どが交通費ですが、いくらかの出費も了承して受講してください、 |
|
|
|
|
開講校地 |
今出川 |
開講期間 |
春学期・秋学期連結 |
|
|
|
|
受講条件 |
年間を通じて10回以上春日夜間中学(奈良市)を訪問します。 |
学生が準備(持参)するもの |
|
学生の費用負担額
※凡その目安とお考え下さい |
あり(50,000円以内)
春日夜間中学(奈良市)訪問の交通費(10回分) 30,000円
その他に夜間中学、識字学級などの現地学習交通費 20,000円 |
授業時間以外の非定期授業の有無 |
あり(5回以内) |
保険(340円)加入要否 |
必要あり |
学外での授業の有無 |
あり(15回以内) |
|
|
|
|
定員内の場合の選考方法 |
登録志望者全員合格とする。 |
定員を超えた場合の選考方法 |
登録志願票と面接で選考する。ただし、10名を超えた場合は登録志願票で選考する。 |
秋学期の追加募集の有無
※秋学期科目で定員に空きがある場合 |
なし |